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地中熱利用住宅が完成します

 

FUTUER(未来)とTECNOLGY(技術)をDESIGNするFTグループは2023年より計画し、昨年12月

より建設に着手しておりました、地中熱利用住宅が来月10月中に完成する運びとなりますことをご報告

させて頂きます。

 

この住宅は今年2月に特許申請をしておりました、地表熱利用技術を導入して建設されています。

この度は、お施主様のご厚意で愛知県小牧市にて建築させて頂いているもので、通常の基礎施工方法と比較

しますと基礎内部温度が通常の外断熱基礎と比較して「夏場でマイナス2℃」「冬場でプラス2℃」を実現

する、超低コストで自然エネルギーの地表熱を住宅建設に取り入れることを可能にしております。

 

今回の住宅の利用方法は賃貸住宅ですので、「換気システム」が付帯して自然エネルギーの利用可能な建物

となっており、同条件の物件と比較して光熱費が安く済むと考えられるため「空室リスク」を抑える要因

になるものと考えております。

 

地中熱を利用する基礎は、耐震性に優れちょっとした地震でも壊れない強度を持つ必要がありますますが

そもそも形状は工業製品並みの高い精度を持っていないと、断熱や気密施工に大きな影響を及ぼします。

 

従来の住宅基礎は、建物を支えるだけの役割しかないためか、施工技術に大きなバラツキが存在し、完成

物に問題が多いと言う特性がありますが、地表熱利用基礎の場合は基礎そのものが「地表熱の発電機」に

似た役割を果たす観点から、様々な技術や研究成果を応用し理想的な「役割を持った基礎」として、その

施工方法を弊社が開発し、提供してまいります。

 

現在、愛知県、岐阜県に限定しテスト施工を開始しましたので、地表熱にご興味をお持ちの建築会社様や

今後、住宅を建築予定のお施主様には是非知って頂きたい情報です。

 

地球温暖化の影響で少し前では予想も出来ない自然災害が起こっている現在、その原因となるCo2の排出を

住宅が解決する住まいのあり方が求められます。

 

住宅内の温度を「あと1~2℃最適な方向に調整する」ことで、空調機の利用を抑えることを実現する

住宅基礎の施工技術を広くご利用頂ければ幸いに存じます。

 

フューテックHD 業務グループ